災害支援プロジェクト【オンザロード】
3年前、インドにフリースクールを建てることから始まったNGO法人オンザロード。
震災後ただちに支援活動を開始し、石巻渡波地区を中心に、家屋の瓦礫出し・側溝掃除・炊き出し・仮設住宅への引越し・仮設風呂の運営・ヘアカットやマッサージ・店舗再生など、様々な災害支援活動を行ってきました。
現在では、災害支援活動から、被災者の方のこころのケアや寄り添い活動へと支援活動を移行しています。
「仮設と在宅の人たちの隔たりをなくすために何かできないか」と考え、仮設住宅支援班、元気づくり班(主に在宅)、フリーペーパー班、ものづくり班などを発足し、エンターテイメントの場、ものづくりを通して地域コミュニティの形成や自立支援を行っています。
仮設住宅班
・あつまれ!お茶っこ(お茶会)
仮設住宅10カ所において、月10回開催、延べ150人の住民が参加
思いがけない出会いをきっかけに、話が弾み自然と笑顔になる住民の方々。回を重ねるごとに雰囲気もよくなり、ある人は折り紙を持ってきたり、ある人は絵本を持ってくるようになりました。
次第にお茶会を充実させるためのアイデアが飛び交うようになり、今では自主的に集会所でお茶会を開催しているようです。(今村悦子)
元気づくり班
・地域交流イベント
餅つきなどの交流イベントを7回開催、述べ210人の住民が参加
震災により臼と杵が流されてしまったため、毎年恒例の餅つき大会を住民の皆さんは諦めていたそうです。「こんな時だからこそ、どうにか例年通り開催しみんなを元気づけたい!」そんな思いから元気づくり班は餅つき大会を企画しました。
イベントの数日後「今年もできるとは思わなかった。あんなに楽しい行事をやったのは久しぶりだ」と、嬉しいお言葉を頂戴する事ができました。
・ゴミ拾い
週末、各地区においてゴミ拾いを実施。延べ434人の住民が参加
渡波地区、湊地区で、毎週土曜、日曜の8時~10時の間、延べ434人の方が参加してゴミ拾いを行いました。今まで、ヘドロやがれきの撤去が中心で気がつかなかったペットボトルや空き缶、たばこの吸い殻など、人間によって出されたゴミにもやっと目がいくようになりました。(瀬川恵氏)
フリーペーパー班
・フリーペーパー「石巻元気だより」の発刊
石巻中心に1000万部の発刊と、月に5000部の配布
暗い話題が多いことや、インフラの復旧が遅れていることにより、ご近所の情報ですら伝わらない現状を知りました。地元の方の協力を得ながら、明るい生活情報や個人店舗の再開情報など地域に密着したコーナーを作っています。現在では石巻渡波地区を中心に1000万部ほど発刊し、他団体と連携しながら、仮設住宅・個人宅に毎月5,000軒のポスティングと訪問ケアも行っています。
このフリーペーパーが、石巻の方の「元気」と「勇気」と「人とのかけ橋」になればと思いながら、毎日町中を歩いています。(岩田昇太)
ものづくり班
・ワークショップ
さをり織り・コサージュ・大漁旗ブレスレットのワークショップ
津波の被害によって使えなくなってしまった衣類や大漁旗を、さをり織りで洋服などに蘇らせるワークショップを実施しています。誰もが簡単に織れるため、参加しやすい「ものづくりと交流の場」として提供していきます。
今回はなんと日本アカデミー賞の俳優さん達が付けるコサージュを大漁旗で作れないかと言うお話をいただき、岩手県の県花は桐花、福島県の県花はしゃくなげ、宮城県は大漁旗を使ってリボンを作りました。
祝い旗として掲げられていた大漁旗が形を変えて蘇り、違う形でアカデミー賞受賞者を祝福する事が出来たことを嬉しく思っています。
また、住民の方が作った大漁旗を編み込んだブレスレットは、ピースボートにて先行販売を開始します。売上は材料費や販売手数料などを引いた全額を住民の方へ、人件費として還元します。震災後に行なったガレージセールでは東北の為に少しでもお役に立ちたい!ブレスレットの売上を集められたようです。(田中鉄太郎)
【3月18日(日)石巻に花を植えませんか?】
3月18日(日)「スマイルみやぎin石巻」というイベントで、広大な敷地に花の種を植えます!また、参加される皆様に楽しんでいただくために、ライブ演奏や石巻産の牡蠣、石巻焼きそばなどが無料で食べられるなど、1日中楽しめるイベントも盛りだくさんです!できるだけたくさんの方と一緒に花を植えて、少しでも笑顔が増えたら・・・と思っています。お時間のある方はぜひご参加ください!!
参加申し込み、問い合わせはこちらから
NPO法人オンザロードの強みは、特殊技能を持った技術者多く、代表の高橋歩の生き方に共感した仲間が深い絆を持ってボランティア活動に取り組んでいます。
引き続き、 地元の方々に寄り添い、地元の方々の「やりたい」と思ったことを応援する形で、多様な支援を展開していきたいと強く願っております。
今後も災害支援プロジェクトの活動報告をしていきますので、応援よろしくお願いします。