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  3. 第1回 気軽に、楽しみながら寄付ができる(海外編)!?
How to donate on JustGiving Japan(PDF) - English Quick Guide/中文指南/Guide français/설명

(株)ファンドレックス 代表取締役 鵜尾雅隆氏

第1回 気軽に、楽しみながら寄付ができる(海外編)!?

「寄付」というと、なんだかカタイ感じのイメージもありますが、今、世の中には気軽に、楽しく寄付ができる機会というのも、増えてきています。最初は、海外で、今、どんな寄付のスタイルがあるかをご紹介したいと思います。

ハイチ地震でブレイクした、携帯テキストメール寄付

まず、昨年くらいからアメリカでブレイクしたのが、携帯電話のテキストメールを使った寄付。

昨年、ハイチ地震の際にミシェル大統領夫人がテレビで呼びかけたこともあり、一気に広がりました。ハイチ地震では、1日1万メールも殺到して話題になりました。このメカニズムは、このようになっています。
まず、NPOがMobile Giving Foundationに自団体を登録します。そうすると、”90999“などの登録番号がもらえます。そのうえで、その番号への寄付の呼びかけを支援者などに行います。
寄付しようとする人は、その登録番号を記載した携帯テキストメッセージを送ると10ドル以下の寄付を行うことができます。テキスト発信から30日以内に、Mobile Giving Foundationから当該NPOに寄付が100%実施されるというもの。寄付した本人には、携帯電話料金請求時に、その金額が課金されます。

この仕組みの中心となるMobile Giving Foundationは、携帯キャリア会社(日本でいうソフトバンクやドコモですね)のエグゼクティブが中心となって2007年に立ち上げ、携帯キャリアとNPOとの仲介を行っています。

ツイッターにRT(リツイート)するだけで寄付になる?

次にツイッターの機能をつかった寄付メカニズムの提供をしているTwitpay社。RT2Giveというサイトも運営しています。

RT2Giveの仕組みは、こういうものです。まず、自分自身のクレジットカード情報などをRT2Giveに登録します。そのうえで、応援したいNPOのツイッター上での寄付募集の「つぶやき“Retweet to donate $25 to help children・・・・RT2Give”」をRT(リツイート)するだけ。そうしますと、RT2Giveから、本人に確認のメールが届き、「Yes」と返事するだけで終了です。その後、その金額がクレジットカードに課金されます。ツイッターを活かした簡単な寄付メカニズムです。

こうした、携帯やオンラインでの簡単な寄付メカニズムの提供は、「気軽に」寄付をすることができる、思い立ったらすぐできるということから、今、広がりを見せています。

RT2Give

Donation Certificateで、プレゼント。

もうひとつ、海外事例でご紹介しますと、結婚式や誕生日、進学祝いなどで活躍するのが「寄付の商品券」とでもいうべき、ドネーション・サーティフィケートです。基本的なメカニズムは、商品券と似ています。例えば、お祝いであげるときには、「100ドル」などと記載されたドネーション・サーフティフィケートを購入して、相手にプレゼントします。
お祝いをもらった相手は、「自分の名前を記載して」、そのNPOに送付するだけです。
支援先のNPOを自由に選べるようなケースもあります。

Donation Certificate

ポイントは、実際に寄付金額を支払うのは、プレゼントした人なんですが、プレゼントされた人が名前を書いて寄付しますので、寄付先のNPOからは、プレゼントされた人が感謝されるという仕掛けです。親戚の子どもの進学祝いなどにも活躍して、子どものフィランソロピー教育にも役立つということで、広がりを見せています。また、結婚式などでは、「私たちに、ご祝儀を持ってこられる方、代わりに○○のNPOに寄付してください!」というような呼びかけをする人もいます。ちょっと目的は違いますが、韓国人俳優のヨン様の誕生日に、ヨン様の名前でNPOに一斉にファンが寄付するということが話題になりましたが、ちょっと似ていますね。

こうした海外での「気軽に、楽しく」寄付ができる取り組み、続々と生まれていますが、日本でも、近年、いくつもの楽しい取り組みが生まれつつあります。英国で生まれた、世界最大の寄付サイトでもあるJustGivingの日本版もその最たるものです。

次回はそうした日本での取り組みをご紹介します。

(株)ファンドレックス 代表取締役 鵜尾雅隆
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